「語彙が少ないから英語が話せない」ってホント?少ない語彙で英語を話す方法

先日、ようこ先生と

「Discord(受講生コミュニティ)でもZoom(オンライングループレッスン)でも、みんな語彙を増やさなきゃ〜ってよく言うの、アレなんだろね。」

という会話をしていました。

語彙があっても使えない人が多いし、語彙がないから話せないのは言い訳だよね。という話です。

ネクステップのオンラインスカイプ生には、インターに行ってる子や、アメリカ在住の小学生などがいて、英語のレッスンをしています。

きっと大人から見ればペラペラw状態です。英語での会話は全く問題ありません。関係代名詞も自然に使えてるし、発音もものすごく綺麗。音声だけ聞いてると、ネイティブの子と変わらないです。

そんな彼女がアメリカで英検を受験するという事で、一緒に英検4級レベルの英検問題をしました。

しかし!

彼女はbe動詞の過去形を知りませんでした。一般動詞の不規則動詞(buyの過去形がboughtみたいなやつね)も、身近じゃないものは知らなかったです。

つまり今まで、おそらくbe動詞は現在形を使い、不規則動詞も動詞の原形を使っていたか、edをつけていたか。。。という状況でした。

でも、彼女は英語が話せます。私の持つ何千人という生徒の中でトップクラスです。

語彙の量は大人の方が多い場合がほとんど。

もちろん語彙の量が多くても損はしません。しかし、語彙量が多いからって話せるようになるわけではないのです。

いつまで学習しても話せないという人は、根本的な考えを見直すといいかもしません。「英語が話せる」=語彙量だと思っている方が多いので・・。で大きな落とし穴です。

日常会話ならまずは英検5級4級程度の語彙量で大丈夫。

それからどうするのか?

英語脳を作り上げるのです。シンプルな簡単なものでいいのです。でもシンプルに話すことが難しい人も多いですよね。

今日もある生徒さんから質問がきました。

「お風呂から上がる。」

「体をふく。」

って英語でどういいますか?

皆さんも、考えてみましょう。

私は生徒さんに言いました。

シャワーを「終える」

体を「乾かす」

こう考えてみてはいかがでしょう?そしたら直ぐに答えが出ました!

I finish shower.

I dry my body.

考え方を変えるだけで、語彙を一切教えてなくても、生徒さんから答えが出るのです。あれ?なんで知ってるはずなのに。。。って思う事が多いです。

「発想の転換」

発想をかえる事を習慣付けしてみるといいと思います。多くの人は「単語がわからないから話せなかった」で止まってジタバタしてしまいます。

わからない事があれば、「どう言い換えたら伝わるだろう」と考える。これを「言い換えトレーニング」と言います。常に立ち止まった時は、違う回路を考えるナビを持ち合わせましょう。

最初は日本語の言い換えで考えて、慣れたら自分で言える英語で言い換えるようにしていく。

その為に、英語脳ができるまでは辞書は使わない

辞書を使うと、その違う回路を考えるチャンスを奪う事になるんです。もったいない!もったいない!せっかく英語脳を作るトレーニングしてるのにもったいない!

言えないから、辞書を引くではなく、

言えないなら、言えるように考えてみる。

是非、習慣にしてください。伝わるかが分からないから不安という方は、

1)英語学習者の仲間に聞く。

プラスワン英語法の生徒はDiscordやちぐさのお部屋を活用しフィードバックをもらう。

2)英語の先生を確保しておく。

やはり、初心者の方で英語脳が出来上がるまでは、フィードバックをもらった方が断然上達は早いです。

伝わるかどうか気にせずやれそうという人はどんどん試してみてください。「語彙量=英語が話せる」ではないですよ!

さらにいうと、英語を話すと自然と語彙が増えていきます。それはオンライングループレッスンの『Zoomレッスン』や受講生コミュニティ『プラスワン英語法Discord』を利用している人、セミナーレッスンに参加した人は実感しているはず!

語彙やフレーズを暗記して英会話するなんてのは難しすぎ!!!ですよね!